ひとりごと

私が、恋をして変わりたいなって思ったお話

虐待

 

私の家は

身体的暴力はひとつもなかった

あれ、なかった?

普通に祖母に叩かれたことあるわ

孫の手で頭叩かれたこともあった気がする

あとことあるごとにいたずらとしてこそぐられた

私の接触恐怖これが元か

まじか

今気づいた

こしょこしょの悪寒半端ない

昔泣くほど気持ち悪かった

なんでみんな笑えるんだあれ

嫌がってもやめてくれないの根元だ

 

くすぐったいの敏感ってそういえばこの前言われたなぁ

これか

そぉーって触られるの苦手だけどあの人それ嫌って言うとつまむからやだ

わりとコンプレックスなんだが

 

まぁそれはおいといて

精神的虐待の話がしたかったのに

会話の流れは簡単に予測できるけど

大体予防線になる

嫌なこと言われても予期してたからだいじょぶみたいな

ふっと考えて口から出た言葉が人とシンクロすることがよくある

相手の言葉をとってしまうらしいから

先読みはしない方がいいみたいだけどな

 

予測して予測して予防線張って怖がって会話するなんて

変なの

 

普通のおうちはどんな話をするんだろう

明るいのかな

 

話は「しなきゃいけない」ものじゃないんだろうな

脅迫性はないんだろう

いいなぁ

 

小学校5.6年生から、初詣で神様にお願いすることって大して変わってない

「美味しくごはんがたべたい」

「平和にごはんがたべたい」

「平和がほしい」

「静かにごはんがたべたい」

「幸せな空間がほしい」

「穏やかに過ごしたい」などなど

暖かい空間と美味しいと思えるごはんを食べられる環境

私もよく神様にお願いするの飽きないなぁ

今年は「幸せに過ごしたい」だっけ

付き合ってすぐだから相当浮かれてたな

 

伯母が妊活と現在呼ばれるものを始めたのが小学校5年生のときのこと

はじめはいとこかーって楽しんでたはず

でも失敗を繰り返し

伯母は自分に過剰に過保護になり

妹の母や祖母を上手に使い

自分に居心地のいい状態を作り出すことに成功した

私のことは皆無視である

ぴりぴりして

祖母のお酒の量が増えて

伯母は私のことからかって遊んで

母は仕事仕事で家にいない

家事なんてなにもしないくせに

伯母がヒエラルキーの頂点

祖母にとってはあの人が長女だから

仕方ないのかな

なんでも言うこと聞いてたね

 

いとこが生まれてからは

私が生まれる前から家に居た犬までもが伯母に迫害された

私もあまり近づかせてもらえなかった

家に居ても何一つ楽しいことはなかった

私はヒエラルキーの一番下かな

子どもだし

弱いし

ストレス発散にはよかったんだろう

一回何を思ったのか伯母に訴えたら

「被害妄想だよ~」って嗤われた

 

受験のときは二回とも

伯母がいとこと「私の」家に入り浸ってて勉強なんてできなかった

世話はなんでも祖母が焼いてくれるから

伯母はいとこの世話だけしてたらいいものね

煩わしい嫁姑や旦那の世話なんて

「実家に帰る」と放り出せばいいんだから良いよね

「家」に戻るときのごはんも、私の母が全員分つくってたね

詰めるだけなら昔の私にもできるよ

全て伯母優先で

私が「受験生」だと皆がいうのは口先だけ

キレたこともあったけど

なにも変わらなかった

諦めた

 

図書館で勉強したかった

二回とも

親に言ったら変な人もいるからと

友だちが一人以上いないとよしと言ってもらえなかった

ほぼだめだった

あとから、受験のときのユキは表情も怖くてぴりぴりしてたと言われたけど

環境には非はなかったの?

 

一回だけ感動したことがある

大学受験のセンター前

私は半分くらい嫌がらせで

「私この家で勉強できないから」

「勉強してないよ」

ってにこにこ家の人に言ってたの

学校でしてると思ってたらしいけど

勉強してなくても模試で常に第一志望上位4位以内には入ってたから心配してなかった

誰にも心配されもしなかった

勉強できる環境がなくてもどうでもよかった

 

そう思ってたらいつもされるがままの祖父が珍しく強く出て

一ヶ月来るなって伯母に言ったんだって

祖母もあとから口添えしたのかな

とりあえずあの人たちが、センターまでの一ヶ月、そして二次までの一週間だった? も家に来なくなった

静かだった

どっちにしろ私はもう家で勉強できなくなっていたんだけどね

それでもそのときの私にはこれ以上ない平穏だった

つかの間の幸せ

「私のため」に動いてくれたのが嬉しくって泣いた

 

「家族」という言葉を使うのが嫌い

家族っていうのは暖かいイメージだから

この家にはそぐわない

私の「家族」と呼ばれるものは嫌い

「家」というものがそもそも嫌い

 

好きになれないと結婚なんてできないのにね

 

住み慣れた嫌いな家が一番落ち着くのが

心底笑えると思う