ひとりごと

私が、恋をして変わりたいなって思ったお話

症状

 

私にでてるACの症状

 

 リトル・ナース

プロケーター

ロスト・ワン

(プリンス・)プリンセス

 

過剰な世話焼き、相談請け負い

心を殺す癖

意見が持てない、言われたままに行動する

 

相談される雰囲気だと「聴かなきゃ」っていうスイッチが入る

全部聞く

相手がなんでそんな深いとこまで話してくれるのかはわからないけど

とりあえず聞く

言葉を返すのは下手だけど、問題解決にはどうしたらいいか考える

考えすぎてやり過ぎる傾向にあるらしい

人の問題を

私が解決までしちゃいけない

線引きがゆるすぎるみたい

自分ではできてると思ってた

そうじゃなかったらしい

 

嫌なこと言われるのに慣れすぎて

偏頭痛がなくなった

痛みが麻痺した

いつもご飯のときに一方的な嫌みも喧嘩も全部やってるから

なにも感じないって自己暗示をかけた

ごはんのおいしいがわからなくなった

満腹中枢が壊れた

ご飯に手をつけたくなくて軽い拒食

お腹いっぱいだと感じられなくて過食ぎみ

でも明日のぶんのごはんまで食べたら不審がられるし、何でって聞かれたら答えられない

おなかがすいてる訳じゃない

美味しいと思う訳じゃない

食べたくないごはん増やされるのは嫌

だからセーブして過食にはならない

自由に食べてよかったら過食症してると思う

できない環境でよかったのかな

 

服から持ち物から進路から

全部決めるのは家の人

これとかいいんじゃない

これは

こっちは

自分の好きなものは特になかった

言われたからそれがいいのかなって

いいんだろうって

なんでもよかった

興味なかった

好きなものだからといって

買ってもらえるものじゃない

私の意思なんて無視されるんだから

全部決めてもらっとけばいい

 

食べたいものは? 好きなものは?

思い付かない

別に好きじゃない

わかんない

もういちいち聞かないで

適当に決めてくれたらそれでいいのに

 

進路は二つ選択肢を出される

実質はひとつの選択肢

高校のときは頭いい近いとこと普通のちょっと遠いとこ

大学のときは普通の近いとこと頭いい遠いとこ

 

高校のときは朝練が嫌だと言われた

朝早く起きてお弁当作りたくないからと

スポーツ系の部活に入らないことを期待された

入るつもりもなかったけどなおさら入れなかった

早起きするのが嫌だったから

近くの高校に行くことにした

 

大学は選択肢を出したくせに

都会だから

不審者が出るから

遠いから

やめた方がいいと言われた

 

独り暮らしは許されない

奨学金は借金だから許されない

浪人も許されない

留年も許されない

私立なんて行くお金はない

直接いってる訳じゃないけど

お金自分で払ってもらうからね!

なんかって暗に宣言される

言外に私を制限するのが

家の人はとっても上手

私はそれを読み取って従わないといけない

汲み取ってしまう

当然のように従ってしまう

 

夜道が危ないから都会はだめだと言われる

勉強する環境がなくて

あんなところに行けるはずがないのに

それは二の次

 

家で勉強できない

どれだけ嫌がっても話しかけてくる

無視しても話しかけてくる

ちょっかいかけてくる

その相手をしないといけない

集中できない

気持ち悪い

話しかけられるんじゃないかという反応ひとつ

物音ひとつが邪魔になる

家で勉強することを諦めた

私は勉強しないことにした

勉強なんてしたくなかった

幸い授業と宿題だけで

そこそこの点数がとれる頭があった

今の大学なら

なにもしなくてもいきなりA判定がとれた

面倒くさかった

 

就職も似たような感じ

元から母親のように父親のようにふらふらするのは嫌だった

景気なんてどうなるかわからないんだから

転職をしなくてすむものがいいと思った

 

将来の夢

祖母がしていた看護師

犬猫の獣医

頭がよくないとなれないときかされて、中学のとき諦めた

代替として母に勧められた図書館司書

高二くらい? 倍率が高いのと女しかいないからやめた方がいいと言われてやめることにした

次は県庁を勧められた

ここから公務員になろうかなと思うようになる

県庁は頭がよくないとだめだという

勉強したら行けるんじゃない?ってなった

どうでもよくなった

公務員ならなんでもいいんじゃないかな

親みたいになりたくないだけ

 

結婚して

子どもができて

そのあと離婚したとしても

子どもが自分で見つけてきた望む進路を実現するために必要なお金が

稼げるような職に就きたい

検討して、やってごらんって許可だしたときに

必要なだけ出してあげられるような

夢を追えるような

 

産休も育休もとれるなら

これでいいんじゃない?

 

私は親の敷いた強いたレールを歩いてるだけだけど

それでいいかなって

だって、私のしたいことって食べていけないんだもん

子どもに私と同じくらいの不自由な思いさせないのが優先

 

この頃たてた将来のビジョンというものに

夫婦円満に老後まで暮らす発想が限りなくないのが申し訳ない

旦那さんの収入にも頼ればいいものを……

これ初めて思ったの高校生だからそんなもんか……?

 

今は、好きな人に自由にやりたいことやってほしいなぁって思うから

ある意味これで正解なのかもしれない

ただ自分の食扶持は稼いでほしいよね

親みたいなふらふらしてる転職魔好きになっても

大丈夫なように無意識に設計したんだろうか……

 

幼い子どもを相手にするように

二十歳の私に接する家の人たち

口調だけでも正直いたい

しんどい

いい加減やめてほしい

やめてもらうことができないなんて

知ってるから言う

気持ち悪い

 

祖母の機嫌を取るのは私の仕事

祖父は話聞いてない

母は祖母の機嫌悪い元

孫の私は可愛がられるらしい

「晩ごはん作っても美味しいなんて言ってもらえやん」

「今日のごはんも美味しいよ、ごちそうさま~」

心にもないことを毎日言うようになった

無理やり声あげてへらへらして

毎日毎日へらへらへらへら

他にもいろいろしてた気がするけど忘れた

 

祖母も誰かに話を聞いて欲しかったんだろう

夫も娘も聞いてくれない

近所付き合いなんてしてない

時々来る祖母の兄弟姉妹と私くらいしか

何を言っても許される人がいなかったんだろう

よく聞かされる

「思いやりは大事にせなあかん」

「お母さんの給料だけでは暮らしていけやんでな」

「じぃちゃんのお陰でごはんが食べれとるんやよ」

お母さんの愚痴が多かった気がする

忘れた

思いやりなんて

家族なんて

呪いでしかないのに

 

私が今この世で一番嫌いな言葉は

 

「家族の団らん」

 

っていうもの

 

家のあれを「団らん」と呼ぶらしいが

あんなものは呼びたくない

 

温かいそれを私に築けるのかと問われたら

「わからない」と返すしかないし

もしくは「わからないから無理だと思う」なんて

否定的に応えるしかない

 

家庭を持つのがこわい

旦那さんと子どもに

自分がされたことと同じことをしてしまいそう